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2018 年度 実績報告書

アイヌ語言語教授法の確立ーマオリ語復興運動を参考に

研究課題

研究課題/領域番号 16K21510
研究機関近畿大学

研究代表者

岡崎 享恭  近畿大学, 国際学部, 准教授 (80535774)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード言語復興 / 言語教育 / 先住民族教育
研究実績の概要

本研究は、マオリ語復興運動におけるマオリ語教育システムの成立過程ならびに現状を分析するとともに、マオリ語教育者を招聘し、勉強会、ワークショップを集中的に行うことで、テ・アタアランギ(成人へのマオリ語教育)教授法を元にしたアイヌ語教授法の確立を目指した。マオリ語復興に関しては、テ・アタアランギ協会、コーハンガ・レオ(保育園)、クラ・カウパパ・マオリ(マオリ語イマージョン学校)、テ・ワーナンガ(マオリ大学)やそれに準じる教育施設の設立過程と現状を明らかにするため現地調査や文献研究を進めた。その中で、マオリ語新法の成立といった言語政策の変遷とともに、自民族や部族、地域や話者コミュニティにとって独自の教育を施したいという意識が、教育システムの確立やさらなる変革に大きく影響を与えていることが明らかになった。またアイヌ語教育において、アイヌ語だけで行うテ・アタアランギ式の教授法初級レベルの詳細な授業計画を開発するとともに、それを補助する種々のアクティビティを開発することができた。

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公開日: 2019-12-27  

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