本研究の目的は,1.高校生・大学生の海外渡航における健康管理とリスク認識の実態を明らかにすること,2.学校における海外渡航に伴う感染症予防教育の現状とニーズを明らかにすること,3.グローバル化時代に対応した感染症予防教育プログラムを開発・効果検証することである. 2021年度は,グローバル化時代に対応した感染予防教育プログラムの効果検証を目的としていたが、海外渡航を実施している高等学校が無いため,事実上困難であった.また,研究者が新型コロナウイルス感染拡大に伴い通常業務に加えて地域や保健所における感染制御活動および疫学調査に従事したため,本研究に割くことができるエフォートが低下した.
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