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2018 年度 研究成果報告書

一人暮らし高齢者の介護予防に向けた食生活の実態把握

研究課題

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研究課題/領域番号 16K21564
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
家政・生活学一般
研究機関武庫川女子大学短期大学部

研究代表者

大滝 直人  武庫川女子大学短期大学部, 食生活学科, 准教授 (70551133)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード地域高齢者 / 食生活 / 介護予防 / 食環境
研究成果の概要

地域高齢者における食環境と栄養素摂取状況の関連について検討を行った。87名の地域高齢者において、買い物頻度においては、エネルギー、水溶性食物繊維、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンKにおいて有意な差が認められた。これらの栄養素において、性別、年齢及びBMIの交絡因子を調整した重回帰分析では、買い物頻度とエネルギー、カルシウム、マグネシウム、ビタミンKのみが有意に関連していた。しかし、移動手段、所要時間、買い物頻度及び食料品アクセスと栄養素摂取状況においては関連が認められなかった。地域高齢者を取り巻く食環境は栄養素摂取状況に影響を与える可能性が示された。

自由記述の分野

公衆栄養学

研究成果の学術的意義や社会的意義

今後も増加する一人暮らし高齢者への食生活上の支援のあり方を検討することは喫緊の課題である。本研究課題の結果から、地域一人暮らし高齢者を取り巻く食環境は、高齢期の栄養状態と関連性があることが推察された。このため、地域一人暮らし高齢者への食生活支援を行う場合、地域の食環境へのアセスメントを図り、高齢者を取り巻く食環境に配慮した実現可能な食生活支援を実施する必要があると考えられた。

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公開日: 2020-03-30  

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