本研究ではコロイダルリソグラフィーをベースとしたナノ構造やメタマテリアルの開発を進めた。アルミナノトライアングルを用いたチューナブルな共鳴波長を持つ表面増強赤外吸収センサーを開発した。また、ITO膜とコロイダルリソグラフィーとを併せることで、ITOナノコーンを製作する方法を開発し、それをエネルギー変換材料に用いる方法論を確立した。さらに、ITOナノロッドを赤外アンテナとして表面増強赤外吸収へと応用可能であることを示し、この構造が特定のたんぱく質・酵素を選択的に対して増強シグナルを示すような表面機能化法を開発した。
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