研究課題
若手研究(B)
チャバネアオカメムシにおいて、本州と沖縄では異なる共生細菌を持ち、これらの共生細菌は入れ替えることが不可能であるという共進化が起こっていることがわかっていた。そこで、これらの現象がどのような原因で起こっているのかを調査したところ、共生部位の免疫が関与していることが疑われた。そこで、チャバネアオカメムシの液性免疫の一端を明らかにし、それがどのように共生に関与しているかを調査した。液性免疫の共生への関与は未だ研究を進める必要があるが、カメムシの免疫で興味深い結果が得られた。
昆虫学