MRIの縦断画像データを用いたアルツハイマー病の自動識別法の開発を行った。本手法は、従来のアルツハイマー病における灰白質の萎縮のみならず、T1強調画像における白質の低信号領域、すなわち白質病変の変化にも着目した手法である提案手法の有効性をアルツハイマー病の観察臨床研究であるJapanese Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative:J-ADNIのデータを用いて検討した。 アルツハイマー群と健常群を提案手法を用いてSupport vector machineを用いて自動識別を行ったところ、感度87.9%、特異度80.0%にて識別可能であることを示した。
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