研究課題
若手研究(B)
我々は偽性副甲状腺機能低下症の症例を集積し、分子遺伝学的要因を同定した。更に、GNAS A/B領域の軽度低メチル化を呈する兄妹例において、次世代シークエンサーを用いた全ゲノム解析によりXLASとA/B領域の間に1100bpのレトロトランスボゾン由来の挿入配列を確認した。ドロップレットデジタルPCRを用いた遺伝子発現解析によりNESP55発現低下傾向を認めたが、今後、更に詳細な遺伝子解析を確認するため、RNA-Seq解析を行う予定である。
小児内分泌