研究課題
研究発表ならびに国際セミナーの開催等を実施、国際学術誌には12編の論文を発表した。欧州の共同研究者とも連携してセミナーを3回実施し、うち1回は韓国の共同研究者のソウル国立大学Mi Sun Park准教授、独カッセル大学Tobias Plieninger教授の講演を含む、視聴者との双方向的なセミナーを実施した。地域の伝統的知識や産品などの生態系サービスの分類では文化的サービスにも関わり、その保全に向けた調査分析手法等についても議論を行った。伝統的産品の登録制度としての地理的表示保護制度については、非木材林産物を対象とした研究(Kohsaka & Miyake 2021:Journal of Rural Studies)や、茶に関する研究(Miyake & Kohsaka 2022:Food Reviews International)を実施し、成果発表を行った。産品認証制度と相乗的に活用され得る世界農業遺産については、能登と国東の比較研究を実施し、成果(Kohsaka et al. 2021:Forest Ecology and Management)を発表した。社会還元に於いては、引き続き日本学術振興会の連携会員(環境学)として成果還元を行っており、国際的にはIPBESにおいて、これまでも日本政府代表団として貢献し、アジア太平洋地域の評価報告書の第一章調整役代表執筆者、外部評価委員、野生生物の持続的利用に関する評価報告書の査読編集者等として貢献している。また産業界との連携による生物多様性保全の枠組みとして、バイオミメティクスの規格化(ISO TC 266)に関してWG4の座長として成果還元を進めることができた。国際林業研究機関連合(IUFRO)では、第6部門農村開発と第9部門生物文化多様性のユニットにてコーディネーター代理を務め、成果の発信を進めている。
成果については研究室HPにて随時告知
すべて 2022 2021 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 2件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 7件、 招待講演 6件) 図書 (1件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Human Ecology
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https://kohsaka-lab.jp/