研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
本研究では、現実のマクロプルーデンス政策を定量的に精緻に評価でき、かつデータからも支持されるよう経済モデルの構築を行うことを研究目標としている。国際共同研究の形で3つの論文(「Product Cycle and Prices」、「Search and Matching in Rental Housing Market」、「Credit Chains and Financial Disturbances」)を執筆した。また、論文は国際コンファランス、セミナーにおいて広く研究成果の発信を行った。
マクロプルーデンス政策
日本を含む多くの先進国でマクロプルーデンス政策の導入に向けた議論が加速している。これに対して、本研究は望ましいマクロプルーデンス政策が如何なるものかを、定量的に精緻に分析しており、今後の日本におけるマクロプルーデンス政策についての議論に大きく貢献するものである。また、本研究は国際的なプロジェクトであり、日本の研究成果を国際的に発信すると同時に、日本を中心とした国際的な研究ネットワークを構築することにも大きく貢献している。