本研究はコンピュータビジョン分野とニューロサイエンス分野の学際的な国際共同研究であり,大きく以下の3つの成果を得た。1. 人間姿勢データベースから特定の姿勢を手掛かりとして目的の姿勢を効率よく発見する手法の確立.2. 音声と画像という異なるデータを効率よく組み合わせて学習する新しい人工知能のフレームワークの確立.3. 自発的なリズム / テンポ生成の欠陥を計測でき,単純かつ客観的な診断ツールになりえる新たな行動実験パラダイムと脳波計測パラダイムの確立.1と2の成果について,ニューロサイエンス分野からの知見を活かした成果である.また,1と3についてはスポーツ科学分野に応用可能な研究成果である.
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