グローバル的な連鎖を見せた近年の世界規模の金融危機や会計・監査不祥事を防ぐことが社会的に重要な課題であり、また、学術的に、「監査の質」への研究に対する需要の高まりがあった。そこで、本研究では、監査の質に関する理論・制度・実態・実証の研究アプローチを駆使しながら、監査の質に関わる概念的構築、評価フレームワークと実証的測定を日中米において、行おうとしている。研究成果は、学会発表4回(うち、国際学会2回)、7編の論文の公刊が挙げられる。特に、国際学会で「BestPaperAward」を受賞し、また関係論文がSSCI(Social Sciences Citation Index)雑誌に掲載されている。
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