研究実績の概要 |
カナダ:Brandan M. Howe, Sorpong Peou & Yuji Uesugi, UN Governance: Peace and Human Security in Cambodia and Timor-Leste (Palgrave Macmillan, 2021) を刊行。一般向け書籍として『紛争地の歩き方:現場で考える和解への道』(ちくま新書、2023年)を刊行。同書のカンボジアの和解に焦点を当てた第1章の記述は、Peou教授との対話をもとに執筆。 英国:「欧州との社会科学分野における国際共同研究プログラム(ORA)」(JPJSJRP20221401、2022年10月より3年間の予定)の採択がある。研究期間中に申請書の内容を協議し、共同研究者らとネットワークを形成した。Citizen Inclusion in Power-Sharing Settlementsといテーマで内戦や分断を経験した社会の和平プロセスが研究対象。私が日本側の研究代表者、欧州側の研究代表者はLoizides教授。 ニュージランド:National Centre for Peace and Conflicts Studiesの研究者らとの国際シンポジウム。本シンポジウムで報告した内容をもとに、その後、共編著Operationalisation of Hybrid Peacebuilding in Asia (Palgrave Macmillan, 2021) を出版。 シンガポール:コロナ禍のため制約を受けたが、研究ネットワーク拡大に努め、その成果の一つとして、共著Japan's Peacebuilding under the Abe Administration(East Asian Policy, Vol. 13, No. 01, 2021: pp. 94-107)を執筆。
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