研究課題
本研究は、巨大噴火に関する地質学的・岩石学的・古地磁気学的研究を基課題とし、国際共同研究によって、巨大噴火の準備から発生そして終息までのプロセスと、その社会的リスクを詳しく検討することを目的としている。2021年度は、これまでに得られた研究成果を広く国際学会などで公表し、より精緻なものにして論文投稿をするための延長期間であった。また、COVID-19の拡大・まん延のため、思うように進めることができなかった学会での意見交換や情報収集、およびデータ補強のためのニュージーランドにおける現地調査・サンプリングを計画していた。しかしながら、ニュージーランドにおける現地調査・サンプリングは、同様の理由(COVID-19のまん延)で2021年度も遂行することができなかった。一方、国際学会では、オンラインながらも発表を行い、関連する研究者と非常に有意義な議論を交わすことができた。国内外の学会の場以外でも、海外の関連研究者とオンラインで定常的に議論を繰り返すことで、これまでの研究成果をより精緻なものにし、その結果として関連する原著論文も8編(うち英文による国際共著論文は4編)を公表することができた。
すべて 2022 2021 2019
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 4件、 査読あり 8件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件)
Geochemistry
巻: - ページ: 125865~125865
10.1016/j.chemer.2022.125865
Climate of the Past
巻: 18 ページ: 45~65
10.5194/cp-18-45-2022
Journal of Volcanology and Geothermal Research
巻: 412 ページ: 107170~107170
10.1016/j.jvolgeores.2020.107170
植生史研究
巻: 29 ページ: 37-52
10.34596/hisbot.29.2_37
火山
巻: 66 ページ: 187~210
10.18940/kazan.66.3_187
Lithos
巻: 400-401 ページ: 106416~106416
10.1016/j.lithos.2021.106416
Earth and Planetary Science Letters
巻: 572 ページ: 117119~117119
10.1016/j.epsl.2021.117119
日本火山学会講演予稿集
巻: 2021 ページ: 50~50
10.18940/vsj.2021.0_50