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2018 年度 研究成果報告書

スペイン北東部における宗教勢力と中世都市形成の関係についての建築史的研究(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 16KK0135
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 建築史・意匠
研究機関東海大学

研究代表者

伊藤 喜彦  東海大学, 工学部, 准教授 (40727187)

研究協力者 ボト ヘラルド  ジローナ大学歴史学研究所, 文学部歴史美術史学科, 教授
ムリーナ ジュアン  ジローナ大学, 文学部歴史美術史学科, 教授
スレーダ マルク  ヴィック司教区博物館, 学芸部, キュレーター
トレナード ミゲル・アンヘル・チャモーロ  ジローナ大学, 建築学部, 講師
研究期間 (年度) 2017 – 2018
キーワードジローナ / カタルーニャ / ロマネスク / ゴシック / 中世キリスト教建築 / 中世都市 / スペイン / ヨーロッパ
研究成果の概要

現在共同研究者であるヘラルド・ボト博士との共著論文を準備中である。ジローナ旧市街の形成において、サン・フェリウ聖堂とサンタ・マリア大聖堂の両聖堂の建設活動そのものや、建設を組織する司教座や参事会が重要な役割を果たしていたことが明らかになりつつある。3Dスキャンニングによって得られたデータなどを活用しながら、サン・フェリウ聖堂の遺構そのものの建設フェーズをまず明らかにし、続いてそうした連続的な建設過程がジローナの都市空間の変容と、具体的にどのような関わりを持っていたのかを解明したい。

自由記述の分野

西洋建築史

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで宗教建築遺産は、自立した芸術作品や技術的成果として、あるいは他の場所にある関連する建築との芸術的・技術的な関連性によって語られることが多かった。しかし、都市内に立地する建築というものは、空間的にも時間的にも都市の文脈に強く規定され、長期に渡ってときにゆっくりと、ときに激しく形を変えながら建設・増改築されてきた。本研究は、こうした歴史的都市の都市組織の一部として宗教建築を再評価する点に学術的な意義があると考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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