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2019 年度 研究成果報告書

実験および計算による固相接合現象の解明と界面破壊力学のマルチスケール展開(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 16KK0140
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関東北大学

研究代表者

市川 裕士  東北大学, 工学研究科, 准教授 (80451540)

研究期間 (年度) 2017 – 2019
キーワード材料設計 / プロセス / 界面強度 / 溶射 / 接合 / 計算機シミュレーション / コールドスプレー / 材料強度
研究成果の概要

コールドスプレー法など固相接合プロセスは,全く新しい材料・部材形成プロセスである.この技術を幅広く実用化するためには,そのメカニズムを理解し,この皮膜の強度信頼性を保証することが重要である.レーザー衝撃波を活用した皮膜・基材界面密着強度測定技術,さらに基課題で確立したマイクロメートルオーダーの試験を併用することでナノからミリメートルオーダーの連続的なスケールで固相接合現象を理解することが可能となった.

自由記述の分野

材料力学

研究成果の学術的意義や社会的意義

コールドスプレー法で粒子が付着するメカニズムを実験的に証明することができた.この知見をもとに今後は固相接合技術で取り扱える材料種の拡大,全く新しいプロセス開発などが期待される.また,この現象を理解するために必要なマルチスケールな材料強度評価技術を確立した.今後は固相接合材料以外の表面改質技術への応用展開,そして材料強度を幅広いスケールで理解できる学術分野構築への貢献が期待される.

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公開日: 2021-02-19  

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