研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
生体と機械を融合させるバイオハイブリッドロボティクスは,現在,最も挑戦的なロボティクス分野の一つとなっている.本研究では,工学的観点から筋駆動型バイオハイブリッドデバイスについて考察した.また,マイクロ流体工学により酸素供給を改善することで,壊死を伴うことなくより太い筋組織の構築が可能となり,さらには電気刺激培養を行うことで,筋組織の収縮力向上が望まれることが示された.
マイクロナノメカトロニクス,バイオロボティクス
本研究では,生体と機械を融合させるバイオハイブリッドロボティクスの設計論確立に向けて,これまでの知見を纏めた.生体筋組織を駆動源とすることが出来れば,環境にやさしい機械システムの構築が可能になり,サステナブルな社会構築に向けて大きな前進となるだろう.