平成30年度はフィンランドにおいて木質バイオマスのサプライチェーンマネイジメントに関する最新の情報収集を行った。令和元年度はイタリアにおいて小型ガス化熱電併給施設やORC施設を、フィンランド、ドイツにおいて木質バイオマスのエネルギー利用に関して、森林管理や木材生産・利用に関する調査を実施した。令和2~4年度は全国の都道府県から民有林森林GISを取得し、データ整備が困難であった2県を除いた45都道府県で取得済の国有林森林GISと統合し、利用可能量推計モデルを構築した。本手法の他国への適用可能性を検証するために、モンゴルにおける木質バイオマスの熱利用可能性を検証した。
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