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2019 年度 研究成果報告書

代謝制御における酸化ストレスの役割の解明(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 16KK0195
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関東北大学

研究代表者

宇留野 晃  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 准教授 (90396474)

研究期間 (年度) 2017 – 2019
キーワード酸化ストレス / 代謝制御 / Nrf1 / Nrf2 / skn-1 / 線虫
研究成果の概要

糖尿病は重篤な合併症を引き起こす疾患であるが、酸化ストレスとの関連が強い。酸化ストレスの制御に関わる転写因子としてCNC因子のNrf2およびNrf1が知られているが、これらの転写因子は抗酸化酵素、解毒代謝酵素、プロテアソームサブユニットなどに加えて、代謝系酵素の遺伝子発現も制御している。線虫のCNC因子であるskn-1は同一遺伝子からスプライスバリアントとしてNrf2やNrf1のオルソログを発現する。線虫におけるRNAiによるskn-1ノックダウンおよびskn-1欠損モデルの代謝解析を実施したところ、脂質の組成や運動能の変化を認めた。

自由記述の分野

生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病は患者数は増加しており、その病態の解明は重要な課題である。高濃度グルコースは酸化ストレスを発生させることから、糖尿病は酸化ストレスと関連が強い疾患と考えられているが、酸化ストレスと代謝制御の関連は十分には解明されていない。本研究では、酸化ストレスに関するCNC因子ファミリー転写因子であるskn-1による代謝制御を解明することで、酸化ストレスと代謝制御の関連性について明らかにした。

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公開日: 2021-02-19  

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