研究課題/領域番号 |
16KT0044
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
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研究分担者 |
石郷岡 建 麗澤大学, 経済学部, 講師 (10409138) [辞退]
末澤 恵美 平成国際大学, スポーツ健康学部, 教授 (20348329)
SHADRINA ELENA 早稲田大学, 国際学術院, 准教授(任期付) (40612495)
東野 篤子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (60405488)
前田 弘毅 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (90374701)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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キーワード | エネルギー / EU / ロシア / 北極海 / 再生可能エネルギー / 東方パートナーシップ / 石油 / 天然ガス |
研究実績の概要 |
ウクライナ危機とエネルギー安全保障を総合的に分析するために、モスクワ、ブリュッセル、ジョージア、ウクライナの現地調査を基礎として、EU研究とロシア研究との相互理解、エネルギー分野と国際政治・経済分野との相互理解を促進し、「冷静でバランスのとれた共通認識の共有」の基盤を構築した。 本共同研究の成果のとりまとめと同時に、そこから日本のエネルギー安全保障への示唆を導出することを目的として、エネルギーや地域研究の有数の研究機関(一般財団法人日本エネルギー経済研究所(IEEJ)、一般社団法人ロシアNIS貿易会(ROTOBO)、公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、ユーラシア研究所)の後援を得て、2020年2月16日(日)に公開シンポジウム「エネルギー安全保障:欧州の経験とアジアへの示唆」を開催した。(1)科研費の研究分担者、研究協力者だけでなく、(2)北極海地域におけるヤマルLNGの開発、北極海航路、Arctic 2LNG開発等に日本企業が参加していることを考慮して、これらの事業に直接携わる企業の実務家、及び当該案件に融資した銀行の方々の参加を得た。(3)さらに、エネルギーやアジア地域協力に関する研究機関の専門家の協力を得た。同シンポジウムは、「日ロエネルギー協力に関する緊急講演会」、「異なるエネルギー・シナリオ」、「異なる安全保障認識」、Implications for Energy Security in Asia(英語セッション)の4部から構成され、経済、政治、地域研究、安全保障の専門家、及び実務家が参加する学際的なシンポジウムとなった。同シンポジウムの講演及び討論の記録は、科研費の研究分担者、研究協力者の論文とあわせて、最終報告書(A4、303ページ)にとりまとめた。
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