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2020 年度 研究成果報告書

酵素反応の遷移状態構造を時間依存的に安定化する阻害薬の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 16KT0060
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 遷移状態制御
研究機関大阪大学 (2019-2020)
京都府立医科大学 (2016-2018)

研究代表者

鈴木 孝禎  大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (90372838)

研究期間 (年度) 2016-07-19 – 2021-03-31
キーワード遷移状態 / 酵素 / 阻害薬
研究成果の概要

2-アミノアニリド化合物ライブラリーの構築、速度論的酵素阻害活性評価、ヒット化合物のアイソザイム選択性評価により、時間依存的に酵素反応の遷移状態を安定化しアイソザイム選択的阻害活性を示す化合物を見出した。また、薬理試験の結果、これらのアイソザイム選択的KDAC阻害剤は、記憶力増強効果など、高い薬理活性を示すことも明らかになった。

自由記述の分野

創薬化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化社会を迎えた日本では、がんやアルツハイマー病など、未だ特効薬の無い疾患が多数存在する。本研究により、酵素反応の遷移状態構造を考慮することにより、将来の医薬品につながる阻害剤の創製が可能であることが示された。本研究の成果は、アンメットメディカルニーズの高い疾患の治療につながることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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