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2019 年度 研究成果報告書

サーキュラー・マイグレーションの研究―EUの政策と帰還後の移民の調査・分析

研究課題

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研究課題/領域番号 16KT0090
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 グローバル・スタディーズ
研究機関中央大学 (2017-2019)
広島大学 (2016)

研究代表者

中坂 恵美子  中央大学, 文学部, 教授 (20284127)

研究分担者 青木 利夫  広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40304365)
長坂 格  広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (60314449)
佐藤 以久子  桜美林大学, 大学院 国際学研究科, 教授 (80365056)
岡部 みどり  上智大学, 法学部, 教授 (80453603)
片柳 真理  広島大学, 国際協力研究科, 教授 (80737677)
鈴木 一敏  上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (90550963)
研究期間 (年度) 2016-07-19 – 2020-03-31
キーワード移民 / 難民 / 職業訓練 / 帰国 / 再統合 / 日本 / ヨーロッパ / アフリカ
研究成果の概要

本研究では、サーキュラー・マイグレーションについて、国際社会における議論、EUを含んだいくつかの受入れ国及び送出し国での議論や実態を文献調査及び現地調査を通じて考察した。サーキュラー・マイグレーションの成功には、個人が出身国とのつながりを保ち、帰国後の再統合がスムーズに進むことが不可欠である。また、帰国しても職がないことが大きなネックとなっている。それらのことを考慮すると、母語や母国文化の教育や帰国後の職探しやマッチングに関して、送出し国と受入れ国の間での十分な連携が必要であるだけでなく、先進国が開発支援を行う際に、帰国者を活用することも期待される。

自由記述の分野

国際法学

研究成果の学術的意義や社会的意義

移住労働者や(避)難民が受入れ国で永住するのではなく数年後に出身国に帰国する、あるいは帰国と移住を繰り返すような人の流れのあり方について考察した本研究は、より柔軟な移民政策や外国人労働者政策を議論するための素材を提供することができるであろう。また、学問的にも専門とする地域的にも多様なメンバーで構成されるチームによる研究であったため、多角的・総合的な調査及び分析を行うことができたことは、学術的な意義があったと考えられる。

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公開日: 2021-02-19  

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