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2005 年度 実績報告書

中学校図形教育カリキュラムにおける3次元動的幾何ソフトのコンテンツの開発と効果

研究課題

研究課題/領域番号 17011031
研究機関信州大学

研究代表者

宮崎 樹夫  信州大学, 教育学部, 助教授 (10261760)

研究分担者 伊藤 武廣  信州大学, 教育学部, 教授 (00015827)
岩永 恭雄  信州大学, 教育学部, 教授 (80015825)
両角 達男  静岡大学, 教育学部, 助教授 (50324322)
小口 祐一  盛岡大学, 文学部, 助教授 (70405877)
茅野 公穂  筑波大学, 人間総合科学研究科, 研究員 (20400658)
キーワード中学校 / 図形教育 / 3次元動的幾何ソフト / カリキュラム / ディジタルコンテンツ
研究概要

I.中学校図形領域の単元『空間図形』におけるカリキュラムの開発とコンテンツの作成
単元『空間図形』において,中学校の教師と生徒が3次元動的幾何ソフトCabri 3Dを利用することができるようにカリキュラムを開発し,それぞれの授業で用いる次のコンテンツを作成した。
●単元『空間図形』(全14時間)の展開(HTMLファイル)
●3次元動的幾何ソフトを利用する授業(計6時間)の指導展開(HTMLファイル)
●立体の構成
第3時間目:柱体や斜柱体を,平面の移動によって構成される立体とみる。
第4時間目:球,円柱,円錐などを平面の回転によって構成される立体図形とみる。
第5時間目:柱体や錐体の側面を,線分の移動によって構成される図形とみる。
●立体の切断
第6時間目:立方体を平面で切断し,切断面に現れる多角形を観察する。
第7時間目:切断面に現れる/現れない多角形について可否の理由を考察する。
第8時間目:球・円柱・円錐などを自由に切断し,切断面に現れる図形を観察する。
●授業で利用される3次元動的幾何ソフトのファイル
●3次元動的幾何ソフトの利用の仕方が示されたフラッシュムービー
II.開発されたカリキュラムとコンテンツによる授業実践と評価
長野市公立中学校の第1学年2クラスにおいて,平成18年1月から約一ヶ月間,3次元動的幾何ソフトのコンテンツを用いて単元『空間図形』の授業(全6時間)を実施した。授業をビデオカメラで記録し,生徒のワークシートを収集した。そして,授業終了後,3次元動的幾何ソフトのコンテンツを用いたクラスと用いてないクラスに対し,空間図形の学習についての関心・意欲・態度に関する評価と,数学的な見方・考え方,表現・処理・知識・理解に関する評価を実施し,その結果から3次元動的幾何ソフトのコンテンツを用いたカリキュラムの有効性を検証する。

研究成果

(1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文

  • [雑誌論文] 中学校数学における3次元動的幾何ソフトの利用に関する研究:教材開発のための枠組みの設定とカリキュラムに応じた利用2005

    • 著者名/発表者名
      宮崎樹夫, 新井仁, 伊藤武廣, 岩永恭雄, 小口祐一, 茅野公穂, 両角達男
    • 雑誌名

      第29回日本科学教育学会年会論文集

      ページ: 143-144

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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