研究課題/領域番号 |
17011074
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
五島 政一 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (40311138)
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研究分担者 |
小林 辰至 上越教育大学, 学校教育部, 教授 (90244186)
下野 洋 星槎大学, 共生科学部, 教授 (30142631)
品川 明 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (20215982)
市川 智史 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (60274271)
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キーワード | アースシステム教育 / 総合理科 / 理科総合 / 教材教具開発 / システム科学 |
研究概要 |
本年度の研究実績の概要を以下の5点にまとめた。 1.日本の学習指導要領下で利用でき、高等学校総合理科用の教材開発のための研究協力者会議を4回開催した。総合的な科学的な見方・考え方を育成するために、システム哲学や科学に基づいた新しい総合理科のための6種類の教材(教科書)を開発した。開発した教材は、大項目・中項目・小項目を示し全体像が理解出来るよう工夫した。また現学習指導要領の項目との関連も示した。 (1)「ぼくらはみんな生きている」:生物を中心とした総合理科の教材 (2)「人とのつながりとシステムを重視した理科」:1つの話題に対して、地学、生物、化学、物理の内容を関連づけて組み込み、複雑な自然を表現する総合理科の教材 (3)「総合理科(地球生命圏環境システム科学)」:発展的な総合理科としての教材 (4)「アースシステム教育:物理・化学系の教師が活用できる総合理科」:物理・化学(物質科学)を中心とした総合理科の教材 (5)「キーコンセプトに基づく新しい理科総合」:地学を中心とした総合理科の教材 (6)「生きるための科学を学ぶための総合理科」:「防災」「食」「健康」「暮らし」「環境」の5つのテーマでまとめた総合理科の教材 2.外国の総合理科に関する教科書や教材教具を収集し、日本での総合理科の教材の開発に利用した。 3.日本の教育に役立つアースシステム教育の英文テキストの一部をを翻訳し、日本の総合理科のテキストとしての利用法について議論した。 4.総合理科の多様な教材教具を開発した。 5.研究の中間報告を学会で行った。
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