研究課題/領域番号 |
17012003
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清木 元治 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10154634)
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研究分担者 |
丹羽 太貫 京都大学, 放射線生物研究センター, 教授 (80093293)
松居 靖久 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (40241575)
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キーワード | 腫瘍細胞株 / 遺伝性疾患 / 細胞バンク / コホート研究 / DNA資料 |
研究概要 |
1、細胞株保存 丹羽班員は、京都大学放射線生物研究センターで収集された遺伝子疾患患者由来の正常2倍体細胞株の維持と配布を行っている。しかし委員長の丹羽は平成18年度において定年となることをうけ、本細胞バンクの細胞を移管することを模索した。その結果医薬基盤研究所がこれを受けることになり、平成18年度はこの移管にほぼ全てを費やした。そして、平成17年1月に全細胞株の移管と登録がほぼ終了した。 本細胞バンクに登録された細胞株は、リストが下記のサイトで検索可能となっている。 http://cellbank.nibio.go.jp/cellbank/deposit/kurbsummary.html 松居班員は、供給業務としてヒト細胞株1022件、マウス細胞株336件、ラット細胞株84件、ハイブリドーマ47件、その他細胞株50件、合計1539件の細胞株を全国の研究者へ分与した。施設別集計では、国内の大学及び公共機関1374件、民間機関151件、国外14件となっている。 2、DNA保存 DNA資料の利用がされにくい状況にあること、資料の移管の同意書等に一部不備があることなどから、以前にDNA資料収集に関わった浜島信之名古屋大学教授の「分子疫学コホート研究の支援に関する研究」班にDNA資料を移管し、同意書等の関係を整理しなおして、使いやすい形へと整理しなおす作業を行い、完了した。
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