研究課題
全国の研究者に対して以下の研究支援を無償で実施した。1.化合物の分子標的阻害活性の評価(抗がん物質スクリーニング)昨年度より引き続き、新規化合物の分子標的阻害活性評価を希望する研究者(化合物評価依頼者)から化合物の寄託を受け、その活性評価を実施した。評価は、がん細胞パネル(矢守)ならびに5つの分子標的阻害系(プロテインキナーゼ(上原)、ヒストンデアセチラーゼ(吉田)、ファルネシルトランスフェラーゼ(井本)、テロメラーゼ(清宮)、プロテアソーム(水上))によって行った。昨年度作成した化合物情報、評価結果など本支援活動で得られる情報を一元的に管理するデータベースシステム(松浦・長田)を利用して、評価結果をインターネット経由で評価依頼者に報告した。2.標準阻害剤キットの作成と配付(川田)重要抗がん剤、各種酵素阻害剤やパスウェイ阻害剤などを体系的に収集し、標準阻害剤キットを作製、がん特定領域研究の研究者を中心に配付した。本年度は、新たに95化合物からなる標準阻害剤キットIIを作製し、昨年度完成したキット1とあわせて190化合物となった。2007年3月31日現在、40人の申込者に配付した。配付を受けた研究者にユーザーレポートの提出を依頼し、実際に21名よりレポートを受けた。また、本キットをより有効に利用してもらうために、ユーザーレポートの一部をホームページ上で公開した。3.分子標的薬の情報提供(全員)抗がん剤創薬・ケミカルバイオロジー便利サイトリンク集を作成し、ホームページ上で公開した。
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