研究課題
特定領域研究
がんは種々の原因によって引き起こされるが、最終的には細胞周期の制御異常に収斂すると考えられている。われわれは特に静止状態(G0期)と増殖ループの制御の異常によって発がんにつながる分子機構を明らかにするために、G0期の制御に関わるタンパク質の分解制御に注目し、モデルマウスを作製して実際にがんが発生するかどうかを検証してきた。その結果、特にG0期への脱出を抑制する原がん遺伝子産物c-Mycの分解を制御するユビキチンリガーゼFbw7が発がんの制御や幹細胞維持に重要な役割を果たすことを突きとめた。
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