研究課題
特定領域研究
受容体型チロシンキナーゼの発現異常や変異による機能異常は細胞増殖、発がんあるいは発生異常の原因となる。RETチロシンキナーゼは、甲状腺髄様がんなどを発症する多発性内分泌腫瘍症2型と腸管神経細胞の分化異常を引き起こすヒルシュスプルング病の原因遺伝子で、その変異により多様なメカニズムでシグナル伝達異常を引き起こし、疾患発症につながる。本研究では、変異RET蛋白を発現する細胞株やトランスジェニックマウスに発生する腫瘍を用いて、RETの下流で活性化されるそれぞれのシグナル伝達系が、がん細胞の増殖、浸潤、転移能に果たす役割について、細胞生物学的およびマウスを用いた個体レベルの解析により明かにした。
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