研究課題
フラボノイドのデータベース作成前年度に引き続きフラボノイドのデータベースを作成した。フラボノイド約7000分子について辞書等から文献情報を拾い出して整理し、およそ5000文献中から20000件の植物-代謝物の対応情報を電子データ化した。またおよそ1,100フラボノイドについて、構造を反映させた名称を入力する作業を行った。糖の立体構造表記も統一されていなかったので、1610フラボノイドについて糖鎖部分を修正し、統一した書式とした。データベースシステムの移植これまでJava appletとMySQLによりでデータベースを構築してきたが、今回、全データをMediaWikiと呼ばれるWikipediaのために開発されたシステムに移植した。MediaWikiによるシステムは従来のデータベース構築に比較して修正やメンテナンスが格段に容易であり、外部ユーザの書き込みやディスカッションも可能になった。糖認識アルゴリズムの開発糖の立体構造表記法であるHaworth法で描かれたXY二次元座標情報から、グルコースやガラクトース等のタイプを判定するアルゴリズムを開発した。またそのアルゴリズムをフラボノイドのデータベースに適用し、ラムノースが付加される位置に特徴があることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 備考 (2件)
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