研究課題
特定領域研究
脳の神経回路を構成するシナプス形成に必須の前駆構造である、成長円錐の分子メカニズムはほとんど知られていなかった。研究代表者は、網羅的に蛋白質を同定する手法であるプロテオミクスを用いて約1,000種類の蛋白質を見出し、定量的免疫染色で成長円錐に強く濃縮され、遺伝子の発現を特異的に抑制するRNAiで成長円錐機能を阻害するものを絞り込み、18種類を神経成長に直結する分子群として同定した。これらはこれまで神経成長への関与が報告されていない分子群であり、全く新しい方法論で、成長円錐の分子基盤を明らかにすることに成功した。
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