研究課題
特定領域研究
発達脳における不用なシナプス結合の除去と有用な結合の強化固定化の機構を解明するため、小脳の登上線維とプルキンエ細胞間のシナプスをモデルとして研究を行った。登上線維シナプスの生後発達が、1本の登上線維の選択的強化、強化された登上線維の樹状突起への移行、前期除去課程、後期除去課程の4過程から成ることや、各過程の分子機構の一端を解明した。また、登上線維応答の生後発達をin vitroで再現することに成功し、新規分子群の探索と機能解析の効率化を図った。5年の研究で、当初の目的をほぼ達成することができた。
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