研究課題/領域番号 |
17064005
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
赤井 久純 大阪大学, 理学研究科, 教授 (70124873)
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研究分担者 |
常行 真司 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (90197749)
森川 良忠 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (80358184)
笠井 秀明 大阪大学, 工学研究科, 教授 (00177354)
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キーワード | 計算機マテリアルデザイン / 量子シミュレーション / 量子デザイン / フルポテンシャルKKR / 輸送現象 / 遮蔽KKR法 / オーダーN法 |
研究概要 |
研究領域「次世代量子シミュレーション・量子デザイン手法の開発」における協力体制を強化し、研究を効果的にすすめるための総括班である。平成17年9月30日〜10月1日に最初のキックオフ会議を行った。70名あまりの参加者を得て、今後の研究の進展を占うための重要な会議であった。その会議で今後の領域としての方針を確認するとともに、出発点としてのこれまでの準備的成果について活発な議論がなされた。また、個別の班研究会として平成18年2月6日にA03班の主催する研究会が大阪大学工学部で、2月22〜23日にはA01班の主催するミニワークショップ「Beyond LDAとしての新しい電子状態計算手法」が東京大学理学部で開催され、それぞれの班の研究成果について外部からの参加も交え活発な議論が行われた。本年度の成果報告に関する全体会議は3月10〜11日に行われ、本年度の進捗状況と総括、来年度へ向けての各グループの研究計画の検討が行われた。これらの会議・研究会と平行して、本領域共催で平成17年10月26日〜27日に東北大学電気通信研究所において「次世代ナノ・エレクトロニクスのための光・スピン・電荷制御の理論」、平成17年12月26日〜27日に東大物性研において「次世代ナノ・エレクトロニクスのための電子状態計算の基礎理論」のワークショップが開催され、領域外との関連分野との連携、協力が行われている。また、平成18年3月にはやはり本領域が共催となりコンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD)ワークショップ(チュートリアルコース)が3月7日〜11日に国際高等研究所、原子力開発機構ITBL棟で開催され55名あまりの受講生が量子デザインのための講習をうけた。
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