特定領域研究「炭素資源の高度分子変換」(平成17~20年度)が終了したので、「取り纏め成果報告書」の作成と「取り纏めシンポジウム」の開催を行った。この研究費によって計画・公募班員全員の業績、成果を一冊の本にまとめるとともに、全研究期間の研究成果を「取り纏めシンポジウム」にて発表することにより、当該領域の推進度を対外的に発信することができた。まず、本特定領域研究の「成果取り纏めシンポジウム」を、6月1~2日(月、火)に京都市の京都テレサで行った。シンポジウムの内容については、連携研究者である野崎京子(東京大学大学院工学系研究科)、石井康敬(関西大学工学部)、大寺純蔵(岡山理科大学工学部)、富岡清教授(京都大学大学院薬学研究科)らと相談して、具体化した。すなわち、取り纏めシンポジウム会場として参加者の利便性や会場費を考慮して、京都テレサを選んだ。続いて、本特定領域研究の計画班員・公募班員の中から31件の最終成果発表者を選び、取り纏めシンポジウム要旨集及びポスターの作成については、代表者である丸岡が取り行った。一方、「取り纏め成果報告書」の作成については、連携研究者である野崎京子、石井康敬、大寺純蔵、富岡清教授らと相談して作成方法を決定し、本特定領域研究の計画・公募班員にメイルで連絡して、報告書原稿を集めた。その後、印刷業者に手渡して、全体の成果報告書を完成させた。さらに、本特定領域研究の「ポストシンポジウム」の開催を計画し、そのお世話を北海道大学大学院薬学研究院の橋本俊一教授にお願いし、10月16日(金)の午後に北海道大学大学院薬学研究院臨床薬学講義室で開催することに決めた。講演者として、本特定領域研究の計画班員・公募班員の中から8名を選び、ポストシンポジウムポスターの作成については、代表者である丸岡が取り行った。
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