研究課題/領域番号 |
17066001
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
神原 秀記 東京農工大学, 大学院工学府, 講師 (20397011)
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研究分担者 |
浜地 格 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (90202259)
植田 充美 京都大学, 大学院農学研究科, 教授 (90183201)
民谷 栄一 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 教授 (60179893)
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キーワード | ライフサーベイヤ / I細胞 / デジタル解析 / メタボロミクス / 細胞アレイ / パイロシークエンス / 分子プローブ / 生体シグナル |
研究概要 |
分子レベルで生命や細胞情報をデジタル的に精密解析する技術の確立を目的として、本領域を構成する4班を統括し、目的達成のための研究方策や研究費の重点配分等を討議することで、下記の研究成果を得た。具体的には、研究計画や方策を討議するため、班長会議を定期的に開催し、研究全体の進行に対する調整を行った。班内及び班間の共同研究の促進を図るため、相互の研究ニーズ・シーズの探索を行い、個別の研究を全体に結びつける方策を検討した。また、班会議を定期的に開催し、班長を通して各班員にも情報のフィードバックを行うとともに、班内における研究の方向性や研究課題の確認、情報交換を行った。その結果、合計10件の共同研究がスタートしており、当初の計画に則って研究を実施することができた。さらに、定期的な領域会議、国内における第3回及び第4回ライフサーベイヤシンポジウムの開催(6月東京、1月京都)、ライフサーベイヤ若手会の立ち上げと若手の会シンポジウムの開催(1月京都での第4回ライフサーベイヤシンポジウムにおいて併開催)、海外におけるシンポジウムの開催(6月スウェーデン・ウプサラ、9月中国・杭州)、ホームページの運営、学会誌やフリーメールサービスによるこれらの会告、"一細胞解析"をテーマとした本の出版、年2回のニュースレターの発刊など多岐に渡る広報活動を行った。また、新たに英語版ホームページ、国際シンポジウムホームページの開設を行った。これらの活動の結果、ウプサラ大学にて共催で行われた「The First International Workshop on Approaches to Single-Cell Analysis」の活動内容はNature Methods誌(vol.3,page 581,2006)にも取り上げられるなど、本研究の活動は国内外の研究者から高い関心を得ている。
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