研究課題/領域番号 |
17067002
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
赤木 和夫 京都大学, 工学研究科, 教授 (20150964)
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研究分担者 |
増田 俊夫 京都大学, 工学研究科, 教授 (60026276)
金藤 敬一 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (70124766)
藤木 道也 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00346313)
河合 壯 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (40221197)
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キーワード | 共役高分子 / 超階層構造 / 若手育成 / らせん構造 / 非線形現象 |
研究概要 |
本総括班では本領域の進捗と研究の推進を総括し、特に関連学域の深化と新たな融合研究の創出を目指してシンポジウム開催などに取り組んできた。公開シンポジウムについては平成18年6月19日、20日に第3回公開シンポジウム、平成19年1月15日、16日に第4回公開シンポジウムを開催した。それぞれの参加者人数は158名と166名で、きわめて盛況であった。また第4回公開シンポジウムでは一般公募を含め合計86件のポスター発表を行った。また2編のニュースレターを刊行し、全国の関連研究者約300名に配布した。一方、ホームページにより本領域の趣旨、班員の研究計画と業績、さらに行事開催予定などの情報を公開してきた。総括班としての計画立案と総括のために2回の総括班会議を開催した。また、各班ごとの共同研究を進めることを目標に、それぞれ2回の班会議を開催した。さらに、国際化の推進のために第1回超階層制御国際ワークショップを平成19年3月18日に開催した。当領域での特徴的な取り組みとして(1)領域内の共同研究の推進、(2)若手研究者の育成のの2点を掲げ、重点的な取り組みを推進してきた。共同研究の推進策の一例として、班会議においては他班からの同伴出席者を求める同伴制度を採用し、班内および班間での共同研究の可能性を追求した。その結果、共同研究に関する共著論文をはじめ多数の連名の学会発表などの成果が出つつある。一方、若手研究者の育成の目的のため前年度結成した"超階層制御若手の会"を引き続き運営・拡大し第2回および第3回超階層制御若手フォーラムを開催し(平成18年6月20日、21日、平成19年1月14日、15日)、招待講演者や学生を含めてそれぞれ35名および40名の参加を得て、若手研究者の交流とディスカッションを深めた。今後の融合共同研究や共同研究提案などが期待できる。
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