「イオン液体の科学」の研究統括

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 17073001
• 研究種目: 特定領域研究
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 理工系
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 西川 恵子 千葉大学, 大学院・融合科学研究科, 教授 (60080470)
• 研究分担者: 伊藤 敏幸 鳥取大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50193503) ; 渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60158657) ; 岩田 耕一 学習院大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90232678) ; 大内 幸雄 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (60194081) ; 木村 佳文 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (60221925) ; 高橋 憲司 金沢大学, 理工学域, 准教授 (00216714) ; 北爪 智哉 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (30092547) ; 大野 弘幸 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (00176968) ; 桑畑 進 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40186565)
• 研究期間 (年度): 2005 – 2010
• キーワード: 統括 / イオン液体

研究概要

本特定領域研究の目的は、イオン液体の本質は何かを探り、イオン液体中で何が起こり、イオン液体を使って何ができるかを明らかにし、望む用途に対して最適な性能を持つようにデザインするための基礎研究を行うことであった。上記の領域目的を達成するために、研究実施責任者と評価班メンバーから構成された総括班を組織した。研究実施責任者は、領域代表者、広報担当者、上記の3研究班の調整役としての班長を含めた複数名から組織した。班ごとのテーマの連携、班を超えた研究の連携と方向性などを、常に密接に議論できる体制をとった。評価班メンバーは、世界的第一人者を含めた、それぞれの分野の専門家7 名で構成した。以上からなる総括班は、本特定領域研究の円滑な研究遂行および研究の方向性の提案、各研究班の間の綿密な連携・研究の評価と助言等を行った。その他、全体会議・シンポジウムの開催(国際シンポジウムを含む)、研究成果の取りまとめ、成果報告書の編集発行、ニュースレターやインターネットによる情報公開を行った。
当初予定していた目標はすべて実行に移すことが出来、事後評価においても、「A+(想定以上の成果をあげた)」との最高の評価をいただいた。