研究課題
特定領域研究
最も代表的なアルキルイミダゾリウム系のイオン液体について、熱容量測定から、アルキル炭素が2以上の陽イオンの場合にイオン液体になること、200K付近にガラス転移が存在することを見いだした。また、中性子回折、中性子準弾性散乱測定から、イオン液体にはnmオーダーのドメインが存在し、その運動は100ns以上の遅い時間領域にあること、さらにガラス転移に関係するイオン全体の運動およびpsオーダーのアルキル鎖の運動が存在することを見いだした。イオン液体は空間的にも時間的にも階層構造を有する液体である。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (17件) 備考 (1件)
波紋 17巻
ページ: 85-89
熱測定 34巻
ページ: 120-127
Chemical Physics Letters 423巻
ページ: 371-375
Physica B 385-386巻
ページ: 732-734
Proceedings of the 2nd International Conference on Flow Dynamics 832巻
ページ: 73-80
http://yamamuro.issp.u-tokyo.ac.jp/