研究課題
特定領域研究
生体の全ての臓器・組織に分化する能力を有する胚性幹細胞(ES細胞)は再生医療に用いる細胞の供給源として期待されている。我々はES細胞の分化を誘導する方法に生体力学的刺激(Biomechanical force)を応用する研究を行った。その結果、液体の流れに起因する剪断応力はマウスES細胞由来のVEGFR陽性細胞を血管内皮細胞へ、一方、圧力変化に基づく伸展張力は血管平滑筋細胞へ分化誘導することを明らかした。これらの結果はBiomechanical forceをES細胞の分化を調節する手段として再生医療に応用できることを示している。
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http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/biomech/