研究課題/領域番号 |
17076017
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
本田 文江 法政大学, 生命科学部, 教授 (80343747)
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研究分担者 |
山本 雅 東京大学, 医科学研究所, 教授 (40134621)
坂口 剛正 広島大学, 医歯薬大学院, 教授 (70196070)
安田 二朗 学警察研究所, 法科学第一部, 室長 (10282518)
清水 一史 日本大学, 医学部, 教授 (50004677)
岩田 晃 日本生物科学研究所, 研究部, 主任研究員 (70193745)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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キーワード | インフルエンザウイルス / 光ピンセット / 宿主タンパク質 / Ebp1 / シアル酸 |
研究概要 |
1.インフルエンザウイルス感染が細胞の周期に依存しているかどうかを明らかにする目的でウイルス粒子を蛍光標識し、光ピンセットで異なる周期の細胞へ搬送した結果ウイルスは分裂期ではなく静止期の細胞に付着した。この結果を基に静止期の細胞と分裂期の細胞の違いを解析した結果、ウイルスのリセプターである・2,3-シアル酸量は静止期が分裂期の細胞に比べ10倍ほど高かった。2.インフルエンザウイルスRNAポリメラーゼと相互作用しウイルス増殖を抑制する宿主蛋白質Ebp1がウイルスの増殖を阻害すること明らかにした。またEbp1はウイルス感染により発現誘導される機構を明らかにした。3.インフルエンザウイルス感染により細胞膜の強度変化が起こることを明らかにした。
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