研究課題/領域番号 |
17083003
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小島 毅 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (90195719)
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研究分担者 |
平田 茂樹 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (90228784)
岡 元司 広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (10290777)
井手 誠之輔 九州大学, 大学院・人文学研究院, 教授 (30168330)
板倉 聖哲 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (00242074)
横手 裕 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (10240201)
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キーワード | 東アジア / 海域 / 文化交流 / 日本文化 / 伝統文化 / 寧波 / 東シナ海 / 歴史 |
研究概要 |
本領域研究は、中国の海港都市寧波を焦点として東アジア海域交流の歴史的経緯について調査し、日本の伝統文化形成との関係を考察するものである。そのために、全部で34の計画研究を設定して、それぞれに作業を遂行している。総括班は、領域に所属する個別の計画研究を統括し、共同研究として一体性を持つものたらしめるべく、領域全体にかかわる活動をおこなっている。 平成19年度においては、主として以下の事業を展開した。 ・ニュースレター(日本語版3号・中国語版2号・英語版2号)の制作と発行 ・国際シンポジウム(5月18日)の開催 ・領域全体が参加するワークショップ(7月21〜22日)の企画と運営 ・地中海研究会(9月1〜3日)の開催 ・若手研究者育成のための連続セミナー(1月4日〜7日)の開催 ・国内外の学会・研究集会に、領域全体を代表して人員を派遣しての研究発表 ・領域構成員の論文を外国語に翻訳して海外に発信 また、領域としての研究成果とりまとめ作業に向けて、重点項目6つを選択決定した。その6つとは、 イ) 寧波を中心とした記録保存の社会文化史 ロ) 寧紹地区の環境・生態と人間社会の営み ハ) 東アジアの視点から見た五山文化 ニ) 地域間交流からみた寧波-博多-鎌倉-平泉 ホ) 東アジアにおける<訓読>の思想文化 ヘ) <東アジア海域>の理論化 であり、これらに係る、個別計画研究の枠を越える共同作業に対して、総括班から旅費・謝金などを支出した。 ただ、シンポジウム報告書のうち一種類については、不可抗力により年度内完成ができず、経費を年度繰越して20年度において仕上げることとなった。
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