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2009 年度 実績報告書

東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成‐寧波を焦点とする学際的創生:総括班

研究課題

研究課題/領域番号 17083003
研究機関東京大学

研究代表者

小島 毅  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (90195719)

研究分担者 板倉 聖哲  東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (00242074)
横手 裕  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (10240201)
河澄 響矢  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 准教授 (30214646)
齋等 希史  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80235077)
キーワード東アジア / 海域 / 文化交流 / 日本文化 / 伝統文化 / 寧波 / 東シナ海 / 歴史
研究概要

本領域研究は、中国の海港都市寧波を焦点として東アジア海域交流の歴史的経緯について調査し、日本の伝統文化形成との関係を考察するものである。そのために、全部で34の計画研究を設定して、それぞれに作業を遂行している。総括班は、領域に所属する個別の計画研究を統括し、共同研究として一体性を持つものたらしめるべく、領域全体にかかわる活動をおこなっている。
平成21年度は、研究最終年度であり、成果とりまとめ作業遂行の観点から、奈良(8月)および沖縄(12月)での国際シンポジウムの開催、ニューズレター(日本語版、英語版、中国語版)の制作、文部科学省宛に提出した研究成果報告書(全6分冊)の作成などを実施した。
また、領域としての共同研究成果とりまとめ作業における6つの重点項目、すなわち、
イ)寧波を中心とした記録保存の社会文化史
ロ)寧紹地区の環境・生態と人間社会の営み
ハ)東アジアの視点から見た五山文化
ニ)地域間交流からみた寧波-博多-鎌倉-平泉
ホ)東アジアにおける<訓読>の思想文化
ヘ)<東アジア海域>の理論化
について、それぞれ個別の取りまとめ作業、および全体を通じての調整作業のための会議を頻繁に開催し、これらの作業に係る経費として旅費・謝金などを支出した。
ただし、領域のなかの部門代表者1名が21年10月3日に急逝したことなどの不可抗力により、若手研究者育成セミナーの開催、研究成果とりまとめのための会議開催、研究成果報告論文集の編集作成、研究成果の一部の英語への翻訳作業委託、ウェブによる成果公開のためのシステム編成作業委託などの諸事業が21年度内に完遂できず、経費を年度繰越して22年度においてこれらを実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://www.l.u-tokyo.ac.jp/maritime/index.html

URL: 

公開日: 2012-07-19   更新日: 2012-09-25  

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