研究課題/領域番号 |
17083005
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川原 秀城 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70135177)
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研究分担者 |
中 純夫 京都府立大学, 文学部, 教授 (50207700)
安 大玉 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助手 (40361547)
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キーワード | 朝鮮思想 / 朝鮮性理学 / 朝鮮実学 / 西学 / 朝鮮陽明学 / 朝鮮科学 / 朝鮮数学 / イエズス会 |
研究概要 |
1、研究の初年度に当たる本年度はまず研究環境の整備充実をはかるため、パーソナルコンピュータや周辺機器などを購入した(東京大学)。 2、朝鮮学の基本資料を体系的かつ計画的に収拾整備する目的により、主に以下の書籍を購入した。韓国歴代文集叢書1〜200冊ほか(以上、東京大学)、影印標点韓国文集叢刊1〜200冊、韓国経学資料集成1〜48冊ほか(以上、京都府立大学)。 3、主に以下の地域、機関等に赴き、関連史蹟や文献資料の調査を実施した。博多・名護屋・長崎・天草(8月、川原・安)、釜山・江陵・ソウル(3月、川原・安)、大阪府立中之島図書館(8月、中)、尊経閣文庫(3月、中)。 4、学術講演を行い、研究成果の一部を発表した。中「論鄭寅普著『陽明学演論』中的「朝鮮陽明学派」--朝鮮陽明学研究的諸問題--」(9月26日、台湾中央研究院中国文哲研究所)、中「王守仁の文廟従祀問題--中国と朝鮮における陽明学観--」(10月21日、関西大学東西学術研究所)、川原「皇極経世書と数」(10月29日、東京大学数理科学研究科)。 5、学術論文などを執筆し、研究成果の一部を公表した(別紙参照)。 6、研究代表者川原及び研究分担者の安、中の3名はメイル等により緊密に連絡を取り合いながらそれぞれの研究に従事するとともに、3月に研究会を開催、それぞれの研究成果について報告を行った。
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