研究課題/領域番号 |
17083007
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
黒田 明伸 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70186542)
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連携研究者 |
安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
櫻井 英治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80215681)
岸本 美緒 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (80126135)
須川 英徳 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80272798)
櫻木 晋一 下関市立大学, 経済学部, 教授 (00259681)
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研究協力者 |
中島 圭一 慶応大学, 文学部
安国 良一 住友史料館
RICHARD von Glahn UCLA
HANS Ulrich Vogel University of Tubingen
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研究期間 (年度) |
2005 – 2009
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キーワード | 貨幣 / 補完性 / 東アジア / 銅銭 / 小額通貨 / 運搬費用 / 貨幣考古学 / マリアテレジア銀貨 |
研究概要 |
日本中世における中国渡来銭への依存という小額通貨の海外流通事例を手がかりに、通貨にはそもそも還流しにくい性質があり、ことに運搬と収集の費用が大きい小額通貨はその度合いが強く、それゆえに地域的に大小さまざまな額面の通貨の独自な組み合わせがつくられる傾向があり、通貨の受領は、当該貨幣の金属価値や発行主体への信任などとともに、現地市場の貨幣需要全体の中に上手く組み合わされるか否かに依存することを明らかにした。
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