研究課題/領域番号 |
17083028
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
高津 孝 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (70206770)
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研究分担者 |
大田 由紀夫 鹿児島大学, 法文学部, 助教授 (20295231)
陳 捷 鹿児島大学, 国文学研究資料館・文学資源系, 助教授 (40318580)
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キーワード | 科挙 / 出版文化 / 宋代 / 寧波 / 日中交流 / 東アジア / 海域史 / 異文化理解 |
研究概要 |
平成18年度、高津は、7月9日、本科研共催の中国社会文化学会シンポジウム「科拳からみた東アジア-科拳社会と科拳文化」(東京大学)において、ヒルデ・デ・ヴィールドト教授(テネシ-大学)の発表「宋代科拳における学術の歴史」について、翻訳者及びディスカッサントをつとめ、7月29日、日中儒学班・出版文化班・演劇班共催の公開シンポジウム「課題としての「訓読」-異文化理解と日本伝統文化の形成-」(広島大学)において、総括コメンテーターをつとめた。また、9月9日、文献史科部門調整班・官僚制度班・日記班・地方志・碑記班共催ワークショップ「墓・墓誌からみた宋代社会」(広島大学)に、Beverly Bossler教授(University of California, Davis)の発表2編に翻訳者として参加した。この他、8月に寧波での調査、12月に北京での調査を行った。陳捷は、6月24-25日に国際シンポジウム「近代日中関係人物史研究の新しい地平」(関西大学)において、「明治前期における日中間の民間往来について-岸田吟香を通して」という発表を行い、8月6-7日には、シンポジウム「東アジアの出版と地域文化」(横浜市)でパネリストを務め、8月15-18日、「宋代文化国際研討会」(中国・四川大学)において、日本入宋僧南浦紹明興宋僧詩集『一帆風』」という発表を行った。12月には、台湾中央研究院・中央図書館で資料調査と収集を行い、台湾中央研究院文哲研究所国際シンポジウム「東アジア漢語漢文学の翻訳、伝播と衝突-十七世紀から二十世紀」において、「関于宮島誠一朗文書中的筆談資料」を発表した。2月19日-21日には、岡山高梁市立図書館所蔵古典籍の調査を行った。大田は、8月18日-25日に、中国北京の図書館で東アジア海域史に関する資料を調査・収集し、2月3日-7日に、台湾台北の図書館で東アジア海域史に関する資料を調査・収集を行った。
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