研究分担者 |
中村 圭爾 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00047383)
井上 徹 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20213168)
松本 保宣 立命館大学, 文学部, 教授 (00351312)
久保田 和男 長野工業高等専門学校, 一般科, 准教授 (60311023)
山崎 覚士 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 特任講師 (40419685)
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研究概要 |
平成19年度は,7月,9月,10月,11月,12月,1月,2月と7度に及ぶ研究集会を開催した。このうち,9月末には北京大学にて日中の研究者を集めた唐宋時代の文書伝達と情報コミニケーションに関する国際シンポジウムを開催した。 また,2月には昨年に引き続き,第二回目「東アジアの国際交流と中国沿海部の交易・交通・海防」に関する国際シンポジウムを開催した。 また,当該テーマを推進するために,本年度は黄寛重(台湾中央研究院),郭潤瀞(北京大学),卞利(安徽大学),楊振紅(中国社会科学院),曹家斉(中山大学),陳春声(中山大学),劉志偉(中山大学)などの外国人研究者に報告を依頼し,海外での研究状況について情報を入手するど共に,方法論について意見交換を行つた。さらに,研究分担者は平田が北京,広州,徽州,井上が台湾,徽州といった形で国内外で当該関係の資料調査を行った。これらの成果については次年度報告論文集を刊行する予定にしている。 このほか,昨年度に引き続き「中国古代中世の宮室の構造・配置に関するデータベース」,「『盟水斎存牘』海防史料データベース」などのデータべースの構築が進められている。
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