研究課題
1.食道癌発癌要因解析および2.転移・再発因子の遺伝子多型解析と遺伝子発現解析九州大学を含む6施設すべてにおいて各施設内倫理委員会の申請・承認を受け症例の確保に引き続き努めた。本研究がこれまで世界的にも例のない、かつ最大の特徴である総数1600例(うち800例の食道癌患者、800例の対照者)かちの16ページに友ぶアンケートによる生活習慣調査、また末梢血からの遺伝子多型を実施するために、各施設は症例数確保に全力を注いだ。対照者は主に九州大学が中心た症例を集め、現在では800例以上のアンケートを回収し、その情報のデジタル化(解析用ソフトウエアに入力)が完了した。また同数の採血を実施し、対象患者の収集の目標は達成した。食道癌患者からは、6施設から合計834例のアンケートを収集し、その情報をデジタル化が完了した。また同数の採血を実施し現在遺伝子情報の抽出を行っている。手術を受けた患者からの標本採取は合計129例が得られた。目標の200例に向けて、全精力を傾けて収集を継続している。得られた標本から、癌部・非癌部からは凍結切片を作製しmicrodissectionを実施し、厳密に癌部だけの採取を実施した。採取した癌部よりmRNAを抽出し網羅的遺伝子発現を解析するためにマイクロアレイを実施した。また、DNAを抽出しCGHアレイを実施した。これらの中間結果を日本癌学会学術集会で発表した。2.抗癌剤感受性に関わる遺伝子多型解析(発現解析)手術後の補助化学療法治療患者および再発食道癌患者からアンケートおよび採血を実施した。これらの症例サンプル(末梢血)からDNAを抽出しSNP解析を実施し抗癌剤感受性に関与する遺伝子多型の抽出を九州大学生体防御医学研究所人類遺伝学教室で開始した。食道癌発現に関連する遺伝子多型領域候補を抽出した。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (29件) (うち査読あり 29件) 学会発表 (1件)
Eur J Surg Oncol (Epub)
Cancer Res. 68
ページ: 1074-82
Ann Surg Oncol Epub
Br J Cancer 98
ページ: 410-7
Ann Surg Oncol 15
ページ: 638-48
ページ: 96-103
J CIin Oncol 26
ページ: 644-9
Oncol Rep 19
ページ: 601-7
J Surg Oncol 97
ページ: 433-8
Eur J Surg Oncol 34
ページ: 397-402
Int J Oncol 31
ページ: 1097-101
Br J Cancel 97
ページ: 543-9
ページ: 333-8
Ann Surg Oncol 14
ページ: 2543-9
Br J Cancer 96
ページ: 1723-8
Oncologist 12
ページ: 406-17
Int J Cancer 121
ページ: 33-8
Surg Today 37
ページ: 220-5
World J Gastroenterol 13
ページ: 383-90
ページ: 1670-7
Pathol Int 57
ページ: 759-64
Nippon Geka Gakkai Zasshi 108
ページ: 116-9
Chemotherapy 53
ページ: 449-53
Dis Esophagus 20
ページ: 333-40
Gan To Kagaku Ryoho 34
ページ: 1275-8
Oncol Rep. 18
ページ: 561-7
Br J Surg 94
ページ: 984-91
Oncol Rep 17
ページ: 517-23
J Surg Oncol 95
ページ: 483-90