研究課題
1.日本の出版文化を、A書物・出版と環境、B本屋・出版、C写本と刊本、D流通、E享受者・読者、F作者・思想家の6つ研究視角から捉えることの是非について、議論した。2.本年度のフィールドワークは、高知、岡山・福山、小千谷、米沢等で実施し、資料の整理・掘り起こしを行った。また、奄美、信州上田・中野等で来年度以降の調査に向けての予備調査を行った。3.「書物・出版と社会変容」研究会を4月、5月、6月、9月、11月、12月、1月に開催して、研究交流を行った。19名が報告をし、近世〜近代の出版文化について、熱心な議論を行った。4.一年の研究成果を取りまとめた雑誌『書物・出版と社会変容』を作成し、論文7編、資料紹介2編を収載した。5.「日本における書物・出版と社会変容」を特集した『一橋論叢』134-4を編集し、11編の論文を収載した。また歴史科学協議会編集『歴史評論』664号の特集号「日本近世の書物・出版と社会変容」に協力した。6.本年度の重点プロジェクトとして、『土芥寇讎記』、『武家諫忍記』、『武家勧懲記』『諫懲記後正』といった一連の「大名評判記」を取りあげ、その関係性を考察し、『「大名評判記」の基礎的研究』を発刊した。
すべて 2006 2005
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中央大学文学部紀要・文学科 97
ページ: 73-117
中央大学近世文学ゼミナール
ページ: 1-34
書籍文化史 第7集
ページ: 1-23
東京大学史料編纂所画像史料解析センター通信 32号
ページ: 2-5
歴史評論 664
ページ: 17-29
歴史評論 664号
ページ: 46-58
国文学-解釈と鑑賞 70巻10号
ページ: 190-194
一橋論叢 134-4
ページ: 3-29
部落問題研究 172
ページ: 56-65
一橋論叢 134巻4号
ページ: 94-117
彦根城博物館叢書6 武家の生活と教養(村井康彦編)
ページ: 154-169
ページ: 160-180
ページ: 15-22
ページ: 2-16
一橋論叢 第134巻第4号
ページ: 30-45
国文学解釈と鑑賞 第70巻10号
ページ: 145-151
「江戸のモノづくり」信州プロジェクト報告集
ページ: 1-36
信大史学 第30号
ページ: 111-115
地域ブランド研究 創刊号
ページ: 109-113
国文学解釈と鑑賞 70巻10号
ページ: 136-144
ページ: 73-82
国絵図の世界(国絵図研究会)(柏書房株式会社)
ページ: 299-306
東京大学史料編纂所画像史料解析センター通信 31号
ページ: 12-15