研究課題/領域番号 |
17203029
|
研究機関 | 東海学園大学 |
研究代表者 |
下川 浩一 東海学園大学, 経営学部, 教授 (70061075)
|
研究分担者 |
藤本 隆宏 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90229047)
佐藤 博樹 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60162468)
網倉 久永 上智大学, 経済学部, 教授 (70222693)
延岡 健太郎 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (90263409)
武石 彰 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (60303054)
|
キーワード | 工場生産システム / 設計アーキテクチャー / 開発の現地化 / サプライヤーシステム / グローバル再編 / グローバルプラットフォーム / グローバルソーシング / モジュール化戦略 |
研究概要 |
本年度、工場生産システムのフレキシブル化、製品設計と生産システムの連携、設計アーキテクチュアと組織能力、生産システムの進化に伴う人材開発、生産システムのグロール化にともなう新たなる進化と変容について研究を進めている。日本の自動車メーカーのグローバル展開が先進国地域はもとより、アジア、インド、東欧、ロシアにまで拡大したことに伴い、生産システムの単なる移転から、より次元の高い現地化が進みつつあることに注目し、開発の現地化と現地化した生産システムの新たなる連携、部品調達の現地化の一層の進展の中でのサプライヤーシステムの変貌と進化についての調査研究を進めた。さらに本年度は自動車産業のグローバル再編と関連しておこったグローバルプラツトフォームの活用とグローバルソーシングがその内実においてどのような問題を生み出し、メーカーによってその明暗を分けたかを明らかにした。また製品開発におけるアーキテクチャー戦略の進展についても、自動車の場合とオープンモジュラー性の強い家電、電子の場合の比較研究、そして自動車部品について多様化するモジュール化戦略についての、日本及び海外メーカーにおける国際比較を試みている。
|