研究分担者 |
安東 正樹 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (90313197)
三代木 伸二 東京大学, 宇宙線研究所, 助教 (20302680)
戸田 知朗 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・宇宙情報・エネルギー工学研究系, 准教授 (60321569)
能町 正治 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90208299)
吉光 徹雄 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・宇宙情報・エネルギー工学研究系, 准教授 (60332152)
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研究概要 |
本研究で開発をおこなった超小型衛星実験プラットホームSWIMは,二つのモジュールからなっており、一つは,インテリジェントシステム(CPU&ソフトウェア)を持った制御・通信BOX(SpaceCube2),もう一つは,宇宙空間で試験・実証をしたいモジュールを納めるBOX(SWIMμν)である。試験モジュールは,電源とスペースワイヤのインターフェースのみを持ち,そのインターフェースさえ守っていれば,すぐにでも宇宙でセンサーなどの試験を実施できる。今回は,超小型の重力波センサーを組みこんだ実証機を本研究で試験し2009年1月23日H-IIAロケット15号機で「いぶき」と共に無事打ち上げられた軌道上試験が進み、順調である。スペースワイヤを用い、インターフェースを簡略・共通化することで,宇宙機の経験がない人たちも参加できる宇宙実証用プラットホームを提供することができた。
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