| 研究課題/領域番号 |
17206040
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| 研究機関 | 横浜国立大学 |
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研究代表者 |
河野 隆二 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90170208)
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| 研究分担者 |
落合 秀樹 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (20334576)
辻 宏之 独立行政法人情報通信研究機構, 横須賀無線通信研究センター, 主任研究員 (80358952)
杤久保 修 横浜市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30046099)
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| キーワード | UWB(Ultra Wideband) / 超広帯域無線技術 / 遠隔医療ネットワーク / 医療センサーネットワーク |
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| 研究概要 |
超広帯域(UWB: Ultra Wideband)無線技術を中心とする先端情報通信技術を今後の医療環境で求められる膨大な生体情報・環境センシング情報をいつどこでもユビキタスに切れない高信頼度ネットワークで患者と医師を繋ぎ、人体への電波干渉を防ぎ、遠隔監視すると共に遠隔治療する双方向ブロードバンド高信頼度医療ネットワークの構築に必要な高効率・高信頼度な伝送・ネットワーク技術や高精度測距・センシング技術などの要素技術を構築することを目的とした。本年度は、下記の検討を行なった。
(1)アクセスポイント設置位置の最適化:病室、病棟内におけるアクセスポイント設置場所の最適化を理論的に導出した。また、その逐次導出アルゴリズムを考案し、実証実験を行なった。
(2)ユビキタス医療センサーネットワークに適した伝送方式の最適設計:病室や病棟内、更に家庭、オフィスなどの生活空間における利用環境に応じて、前年度までに研究を行った要素技術を、対象とするユビキタス医療センサーネットワークに統合的に整合される最適設計を検討した。
(3)既存ネットワークとのソフトウェア無線技術に基づくトランスペアレント接続、などの理論検討:異種ネットワーク間でユビキタス接続を行うために、正確なノード間同期アルゴリズムを考案した。同期が確立できなかった場合に、非同期モードでの通信の可能性についても考察を行なった。
(4)生体内インプラントセンサーネットワークの基本システム設計:前年度までのインプラントセンサーネットワークの実現に必要な要素技術の考案と理論性能解析を下に、基本実験プラットホームの構築のシステム設計の基本検討を行なった。
(5)生体内インプラントセンサーネットワークの要素技術の統合的最適化と基本実験プラットホーム構築:インプラントセンサー間、体外センサーとの間の通信測距を統合的に実現する方式の最適化を目指し、本研究の一連の成果を実験実証する実験プラットホームの構築を行なった。
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