2007年度は以下の研究を行い、成果を得た。 ◎イメージセンサとフォトダイオードの両方を用いてLED交通信号機からのデータを受信するシステム イメージセンサとフォトダイオードの両方を用いてLED交通信号機からのデータを受信するシステムを提案し、そのプロトタイプを試作して検証した。 ◎受信専用集積回路の設計と送信LEDを判断するフォトダイオードアレーの試作 8行8列のアレイ状フォトダイオードと選択回路、トランスインピーダンスアンプを集積化した受信専用集積回路を設計した。また、サブキャリアを受信できるフォトセンサーアレー回路を設計し、検証を行った。 ◎変調方式や符号方式の検討 可視光通信において、人間の目で見てもちらつかない変調方式が必要であるが、その代表的なものとしてサブキャリア4PPM変調と反転サブキャリア4PPM変調を2006年度に検討したが、さらに8B10Bコーディングをもちいてちらつきを減らすことを検討し、実験の結果それを実証することができた。
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